日暮里企画展「布の可能性のミセカタ」Fabric Banboo Forestを実施しました!
2024年10月1日~11日にかけて、東京都荒川区日暮里繊維街「ふらっとにっぽり」にて、日暮里繊維街×三重大学×東京大学の合同で企画展示を行いました。
この企画は、日暮里繊維街協同組合が2023年に東京大学に依頼された地域貢献活動に対して、同大学都市工学専攻の瀬田史彦准教授(荒川区出身)が、もともと共同研究を行っている三重大学の近藤早映准教授と共同で地域貢献活動内容の提案を行った事に端を発します。これにより両大学は荒川区の当該地域とのつながりが出来ることとなりました。翌2024年には、より具体的な地域貢献活動への関与の依頼があり、これまでのつながりを踏まえて、同地域に公共施設を有する荒川区役所(ふらっとにっぽり)とも協力し、日暮里繊維街の魅力を発信する企画展「布の可能性のミセカタ」を行うこととなりました。
「日暮里繊維街の魅力をより多くの方に知ってもらうにはどのようにすればよいのだろうか?」この問いに対して建築学の視点からアプローチし、
体験型のアート空間を作ることで、日暮里に今までにない「場」を生み出すことにしました。
【コンセプト】
布で作られた竹「布竹」の輪が、訪れた人の協力によってどんどん大きく成長していく。
・「布竹」によって彩られた空間とそこにある椅子
・どこか「日本的」であり、海外の人にも面白くミエル?
・布竹は繊維街の店舗の実際の商品のディスプレイでもある
・風による揺れや光の当たり方で様々な表情をミセル布
・繊維街の布を参加者が付け足していく(成長)
・体験型のアート展示(来場者に作品に参加していただく)
・布という素材の美しさをミセル
・お気に入りの布や組み合わせを「見つけ出す」
展示品の制作は三重大学と東京大学の学生が共同で行いました。また、会場の設営には日暮里繊維街協同組合の方にもお手伝いいただきました。
この他に、チラシ配布とポスター掲示には日暮里繊維街の各店舗様、日暮里駅JR東日本・京成電鉄様に、
ポスター・チラシのイラスト作成には三重大学の学生団体「あきやのたね。」にもご協力いただきました。
この場をお借りして、心より感謝申し上げます。ありがとうございました。
(執筆)展示品デザイン担当:森垣
企画関連団体一覧
日暮里繊維街協同組合
東京大学都市工学専攻 瀬田史彦准教授 及び 研究室学生
三重大学大学院工学研究科建築学専攻 近藤早映准教授 及び 研究室学生
東京都荒川区ふらっとにっぽり
JR東日本 日暮里駅
京成電鉄 日暮里駅
あきやのたね。
布の提供 ご協力店舗様
株式会社奥山
やまよ1号店
株式会社齊藤商店
有限会社ドウモト商店
有限会社服地のアライ
布橋商店