研究室概要About
2021年4月に新しく開設した研究室です。建築計画の領域を広くとらえ、人・物的環境・社会的環境を包括した視点で建築やまちの意義を追求し、地域創生プロジェクトやコミュニティデザインの実践、政策提言に繋げることを目指した研究を行います。
In this laboratory, considering a broad view of architectural planning, we conduct architecture and urban planning research from a perspective that encompasses human beings and physical and social environments. And we try to link the result to regional development projects, community design practice and administrative measurement proposals.
産学連携が可能な研究テーマ
- 施設マネジメント計画、エリアマネジメント、空き家改修
- 中心市街地活性化、参加型まちづくり、リビングラボ、コミュニティデザイン、スマートシティ形成
地球規模で持続可能な社会の実現に取り組む昨今、建築においても高度利用や高寿命化が強く求められていますが、市場では、モノとしてスクラップアンドビルドする短絡的な対象であるのが課題です。そこで、建築の本質的な価値を社会的な視点も導入して捉え直し、下記の研究を通じて、人と空間・環境の関りやつながりに対する新しい指標を提示し、持続可能でスマートな建築とその集合体としてのまちの形成に貢献する研究を行っています。これは、近年拡張する建築計画学に多くの示唆をもたらす重要な研究です。
また、三重県内や関東の自治体で、産官学民連携による実践的研究も行っており、他地域への展開も可能です。
研究2:人と人をつなぐ場のイメージ
研究3:参加者行動の実験
研究例
- 地域イノベーションに繋ぐ「共創の場(リビングラボ)」の形成に関する理論研究と実践研究
- 公共施設等のファシリティマネジメント、アセットの利活用に関する研究と手法の提案
- データにもとづく人の行動の説明と都市政策に関する研究
- 気象データの地域生活における利活用提案とフィージブルスタディ(今後の研究)